竹内上人 【国際共修】日本的経営・人事システムの理解と企業内キャリアデザイン(英語)
コース情報
1.開講科目名 | キャリア関連学習 |
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2.講義題目 | 【国際共修】日本的経営・人事システムの理解と企業内キャリアデザイン |
3.単位数 | 2 |
4.対象学年 | 学部生 |
5.担当教員 | 竹内上人 |
6.学期・曜日・講時 | 春学期(開講期 2025/4/8 - 2025/8/5) 月曜日 4限目 14:40-16:10 |
7.教授言語 | 英語 |
8.授業概要、ねらい | 日本企業における経営及び人事システムの特徴を学習するとともに、キャリアが市場で取引され、需要と供給で決定されるメカニズムであることを理解します。その環境の中で、①経営理論と②キャリア理論の融合化と、自分自身で自分を③キャリアコンサルティングできるようになり、自身の描いたキャリアデザインの実現性を効果的に支える知識・技能を学習するプログラムです。キャリアデザインは、どのような職業に就くにしても。一生涯の私達のテーマです。生涯にわたって活用できる基礎を身につける機会にしてください。 |
9.授業計画 | キャリアデザインは、就活を超えて、生涯にわたる生き方の設計ともいえます。そしてそれは、キャリアが取引される市場とどのように向き合うか、他のキャリアの提供者であるライバルとの競争をどのように乗り越えていくかということが問われます。このように、個々人が現有するまた将来期待される「キャリア」は、労働市場で経済学的には取引されることを前提とすると、需要と供給の関係によって、その価値が経済的に賃金・報酬に換算されるだけでなく、専門性や価格水準帯により位置づけられるポジショニングで希求性や安定性が影響を受ける。 こうした環境下で「キャリア」を位置づけすると、極めて戦略的な思考と準備が必要になる。同時に「キャリア」は意図的・計画的にデザインすることができる対象となり、また「キャリア」が有する潜在的な可能性を最大化するための学習が必要不可欠になる。「キャリア」の主体者が個々で異なる人間的な存在であるだけでなく、市場で取引される労働力としての「商品」でもあることを考えると、キャリアデザインは、キャリア理論だけでなく、経営理論の知識と経験が求められる。 <実践的教育> この講義は、文部科学省で推奨される『実務経験のある教員による授業科目』として、「キャリアデザインに関する実務経験を授業に活かし、実践的教育を行う授業科目』に位置付けられる。担当教員は、30年超の企業人事経験と国家資格であるキャリアコンサルタントとしての労働市場における人材供給事業を営む経営者の実践的経験を通じて、企業や様々な社会的組織で発生している雇用を取り巻く様々なプロセスである採用、教育、評価、処遇、退職、離職後のキャリアなど一連の雇用関係イベントのリアリティに基づく学習と演習を通じて、履修学生に自己内在化するための実践型の教育構成となっている。 学習の到達目標: 戦略的なキャリアデザインを設計するための基本的な経営理論とキャリア理論を学習し、自分自身のキャリアデザインに応用する水準まで理解するとともに、将来のキャリアの主戦場となる、①業界、②企業、③職種について、合理的な意思決定技法を活用したキャリア計画書を作成し、自分自身のキャリア目標を他者に合理的に説明できる水準及び演習を通じて、組織における「最適な人事モデル」を設計することで、キャリアデザインに関する理解を深めることを目指す。 授業内容・方法と進度予定 原則オンライン+土曜日に対面授業 日本的経営の理解と面接模擬演習を通じた自己理解とキャリアプランの作成、留学生による最適な人事システムの設計(G演習課題) ① リーダー研究(講義+GW) ② 日本的経営・人事システム(講義+GW) ②日本の面接システムの模擬演習(講義+GW) ③キャリアデザインのプラン作成と人事制度設計(グループ演習課題) 方法と進度予定 基本的にはオンラインと月一回の集中講義で 半期16コマ以内で日程調整 1)毎週月曜日 4限目 前半期=4月、5月、6月 4講座✕3週=12講座 後半期=10月、11月、12月 4講座✕3週=12講座 2)集中講義(第3もしくは4土曜日) 2限目・3限目 前半期=4月、5月、6月 2講座連続✕3回=6講座 後半期=10月、11月、12月 2講座連続✕3回=6講座 |
10.成績評価・課題 | 講義内容の理解度と自分自身への持論への展開の独創性と明確化に評価の焦点を置きます。出席(授業への参加度)、理解度確認試験、小テスト、レポート、出席率を総合的に評価 1. 平常点 :60%(出席率、授業への参加度) 2. 演習課題:20% 3. レポート:20% |
11.教科書 | 講義で活用する教材は、すべて、講義の中で配布する予定です |
12.授業時間外学修 | 予習復習: 授業後の関連知識や理論に関しての復習が必要になります。次の講義に必要な復習の時間を各回1時間から3時間程度を目安に必要になります |
13.履修上の注意 | 学習姿勢: 主体的な授業参加と授業後の復習が求められます。特に経営理論やキャリア理論、EQに関する諸理論を学習し理解したことをどのようにキャリアデザインに反映させるかについて考えることが求められます。 |
14.シラバス掲載URL | 日本的経営・人事システムの理解と企業内キャリアデザイン(近日公開) |
1.ICL履修生定員 | |
16.語学要件 | 日本語の能力は必要ありません。コミュニケーションをとる基礎的な英語力は必要になります。日本の学生も歓迎いたします。 必要に応じて日本語のサポートもいたします |
17.国際共修活動の頻度 | 100%になります すべての講義が対象になります。複数の大学の外国人留学生と日本人学生が協働学習を行うプログラムになります |
18.その他(ICL履修学生固有の留意事項) | 特に制限はありませんが、月に一回対面での集中講義があります。(オンラインでも受講できるように配慮します) |