課題解決型PBL演習|キャンパス国際化への貢献:留学生との異文化間協働プロジェクトを通して国際性を身につけよう
受講者数: 30~50名
使用言語: 英語
学生の学修到達目標
- 言語・文化背景の違う多様な学生と英語でプロジェクトに取り組むことで、異文化間コミュニケーション能力を身につける。
- 「成果」を意識した期間限定のプロジェクトを企画・実施することにより大学版社会貢献を経験する。
- 多角的視点で社会・大学コミュニティを見直すことにより、自らの価値観や社会観を問い直す機会を得る。
- 問題解決への方策を考察・実行できるグローバルかつ柔軟な考察力を身につける。
評価方法
評価対象活動 | 評価の形成 | Evaluation point |
レポート 30% | 個人 | 自己内省の質 |
プレゼンテーション 20% | グループ | 授業で評価基準を提示 |
プロジェクトへの貢献 30% | 個人 | 授業、授業外学習への参加・貢献度 (自己評価、ピア評価、出席) |
プロジェクトの成果 20% | グループ | 授業で評価基準を提示 |
第三者による評価 |
授業の概要
言語や文化背景の異なる学生がチームを編成し、プロジェクトを行う課題解決型の授業です。
学習者は、語学力、コミュニケーション力を含む異文化間能力だけでなく、プロジェクトを企画・運営する基礎的な能力を養います。
様々な価値観やワークスタイルをもつメンバーと切磋琢磨し、葛藤や衝突、また成功体験を内省することにより、国際社会におけるリーダーシップやチームワークのあり方を体験をもって俯瞰する力を身につけます。
プロジェクトの例(チーム構成:留学生4人、国内学生2人)
授業で工夫していること
- 学習者各自の言語能力やこれまでの国際経験により、授業の理解度やグループ活動への参加度・貢献度は異なります。課題や締め切りなど、重要なことは書いて伝えたり、日本語で補足したりしています。
- 過去に授業を履修した学生アドバイザーを各グループに配置し、プロジェクトの進捗や各学生のグループ活動への参加・貢献を援助するよう配慮しています。学生アドバイザーとは定期的にミーティングをもち、プロジェクトの進行やチームが直面している課題、また解決策につき話し合っています。
- プロジェクトに貢献できず、悩んでいる学生への声がけや、グループ内で対立が起きた時の介入など、学習者の経験や学びに出来るだけ寄り添うようにしています。
- 指示や直接的な助言は避け、ファシリテーターに徹するよう心がけています。