3月18日(金)ICL-Channels単位互換生募集ランチタイム説明会 実施しました!
オンラインで連携大学の授業を受けられる「ICL-Channels」の授業履修説明会を実施しました!
日程
3月18日(金)12.00-13.00
1.ICL-Channelsとは?
2.国際共修で学ぶこと
3.履修対象授業は何か
4.履修登録の方法は?
5.質疑応答:先生・先輩
参加者
- 東北大学高度教養教育・学生支援機構グローバルラーニングセンター
副センター長 末松 和子先生 (以下末松先生) - 東北大学高度教養教育・学生支援機構 グローバルラーニングセンター
准教授 米澤 由香子先生 (以下米澤先生) - ICLサポーター:東北大学経済学部経済学科4年 庄子 美彩さん (以下庄子さん)
- ICLサポーター:東北大学文学部人文社会学科英語学専修4年 湊 洵菜さん (以下湊さん)
- ICL事務局(東北大学留学生課海外留学係)小林 美緒 (以下小林)
- 東北大学生のみなさん 8人
1.ICL-Channelsとは?
東北大学高度教養教育・学生支援機構 グローバルラーニングセンター 米澤由香子准教授よりご説明いただきました。
米澤先生の説明
みんなそれぞれ異なる考えや価値観を持っていて、それを聴きあい、受け入れ、違いを考えることで、自分のなかに新しい考えが生まれる、それが国際共修が用意できる学習環境です。言語や文化が異なる学習者が集まり、意味のある交流をすることが大切。自分が変わる過程を実感し、楽しみましょう。
国際共修は、卒業後も必要となる「ジェネリックスキル」が得られる貴重な機会ともなります。国際共修を通して、マネジメント力、コミュニケーション力、プレゼンテーション能力、自己省察力等が向上することでしょう。また、世界で起きている様々な課題に対応する地球市民としての考え方や視点を得られるのも魅力です。
ICL-Channelsというのは、国内の連携大学がオンライン環境を利用して、国際共修を通じて交流をおこなうプロジェクトです。
連携大学間でお互いの提供する国際共修を取り入れた科目を履修することができます。学内外のたくさんの人と出会い、協同学習の中で自分自身を探究してみてください!
2.国際共修から得られる学びとは?
ICLサポーター:庄子さん、湊さん
授業で身につく力
- 国際教養力・異文化理解力: 価値観の違う仲間と協働することで身につきます。
- コミュニケーションスキル: 初対面の仲間とチームを作るので、リーダーシップをとったり、コミュニケーションをとったりするスキルがつきます。
- ディスカッション能力: インプットだけでなくアウトプットの機会がたくさんあるのが国際共修授業の魅力です。
- 語学力とオンラインスキル: 日本語、英語を駆使しながらITCスキルを使える力が身につきます。
- (左上)お守りを作ったアクティビティ:授業内での出会いが、授業外へも広がった例です。オンラインでも友情が築けるって素晴らしいですね!
- (左下)神社についてのプレゼン:動画を作成したり、まったく日本文化を知らない人にわかりやすい説明を心掛けました。
- (右上)お笑いについて:何が面白いか、という価値観の違いをすり合わせて、たどり着いた笑いのツボ!
- (右下)仙台青葉まつり:留学生と地域住民を交えて地域の住みやすさを考えた活動です。国内外と地域をつなげるユニークな活動でした。
- 留学準備: 国内にいながら留学さながらの経験ができます。
- 就職活動: 授業内で行うディスカッションは卒業後の面接やグループディスカッションに活きる力がつきます。
- 課外活動: 異なる他者とのかかわりあいを繰り返すことで、チームワークを必要とされるあらゆる場面で活かすことができます。
- 国内外での研究活動: 国際的文脈でのコミュニケーション力は、海外の大学院に進学した際に世界中の研究者と対等な関係を築くカギとなります。
それぞれの個性を生かして授業を展開していくのが国際共修です。他大学の様々なカラーを持った学生が強みや個性を生かして切磋琢磨できる、視野が広がる環境です。
国際共修サポーターの役割は、一人一人が安心して挑戦できる環境を整え、グループのインテラクションを刺激して、個人の成長を促すことです。英語ができない、などど心配しないで思い切って飛び込んでください!先生とサポーターがチームになって支えていきます。
履修できる授業
ICL科目として履修できるのは東北大学以外から提供されている授業ですが、東北大学の授業も全学科目として履修することができ、そのなかでICL加盟大学の学生と国際交流をすることができます。
授業提供をされる先生方からメッセージをいただきました!
福島大学:マクマイケル・ウィリアム先生の授業
福島大学:マクマイケル・ウィリアム先生の授業
東京外国語大学:堀口佐知子先生の授業
信州大学:仙石祐先生の授業
履修の方法
ICL科目として履修できるのは以下の3人の先生方の授業です。東北大学から提供されている授業は通常通り学務情報システムから全学教育として履修しましょう。
履修したい授業が決まったら、所属学部に報告しましょう!フォームはこちらです。
「ICL単位互換履修申請届出書」を作成するときに気を付けるのはこの二つのチェック項目です。
東北大学の授業とICL加盟校の授業時間が重複しないとはどういうことでしょうか?
たとえば、東北大学と東京外国語大学さんの授業を見ると以下のように、同じ講時でも、開講時間が異なります。
なので、例えば東北大学で4講時目の授業をとっていなくても、3講時目の授業をとっていれば、10分間時間が被るので東京外国語大学の堀口先生の授業は受けられません。5分でも10分でも被ると受講できません。
自分が取得できる単位の条件は所属学部によって異なるので、学部に必ず確認すること!
質疑応答
- Q.東北大学で開講されている授業に関してはICL科目として履修するのではなく通常の授業として履修する?
- Q.学部によってシラバス開示がICL科目履修申し込み締め切りより遅いので時間帯が被るかまだ分からない
- Q.英語で行われる授業はついていくのは難しい?
- Q.TGLポイントはとれる?
- Q.ジェネリックスキルとは
A.はい。通常の全学教育として履修してください。他大学から提供されている授業についてはICLの履修登録フォームで登録してください。
A.学部のシラバス開示が間に合わない場合は他大学を受けるのを後期まで待って、ICL用に開講されている東北大学の授業を受けて他のICL加盟大学生と交流してはどうでしょう。
A.
小林:どれくらいの英語力があれば受けられるか言語条件をシラバスで確認するのが安全です。
湊さん:話せなくても大丈夫です!授業の中で学んでいきましょう。東北大に入れたんだから必要な英語力は備わっているはずですよ!
庄子さん:わからなりに切磋琢磨していくのが国際共修の醍醐味ですよ!
湊さん:留学生といっても英語が第二外国語の方もいますので、ペラペラでなくでも大丈夫です。
A.小林:TGLポイントの対象になると思いますが、ポイント付与方法も含め今後検討する予定です。
A.米澤先生:情報収集力、問題解決力、コミュニケーション力、チームビルディングなど、特定の科目や専門分野に固有のものではなく領域横断的で汎用性のある能力のことです。定義や含まれるスキル・態度・姿勢などにはいろいろありますので、関心があれば調べてみてください。
学生サポーターさんが、授業を受ける前に不安だったこと
庄子さん:海外経験がなく、対面で初めて海外の学生とうまく話せるか不安でした。英語のできないことで評価が悪くなるのでは?などと考えていました。実際は、できないなりに学べるプロセスが楽しいんです。英語をツールとして扱い、それを使って得られた成果物が評価される(英語ができる、できないでなく)のが魅力です。
湊さん:私も海外経験がありませんでした。実際にいろいろな地域の学生と交流することに不安を覚えていました。異なる価値観を持つ人とどのようにコミュニケーションをとったらいいかわからなくって・・・。3年生になって、コロナになったときに対面でも大変(身振り手振りで話せても)だったのに、それをオンラインでやるのはさらに大変でしたね。信頼関係が気付けてこそ得られる学びがあると思うので、サポーターを頼って、カジュアルな会話を通して人間関係を構築することで授業に関する不安が取り除かれていきました。
先生からメッセージ
米澤先生:コンフォートゾーンの外側にあるストレッチゾーンに刺激が与えられるのが国際共修。自分の殻を破る機会が90分の授業の中で毎回あるのが魅力です!
末松先生:留学に関心があるけど準備ができていない、留学に行けない事情があるけど国際交流したい、留学から帰ってきたからせっかく身に着けたグローバルコンピテンシーを維持したいなど、いろいろな境遇にある学生さんに対応しています。ぜひ履修してみてください!
リンク集
(湊さん:国際共修サポーターチームのツイッター質問箱でどんどん質問してください!)
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連絡先
ICL事務局:icl-admin@grp.tohoku.ac.jp