【履修希望者募集】2024年度後期Intercultural Collaborative Learning (ICL)単位互換履修生を募集します
募集期限:2024年9月2日(月)(正午)
大学の国際化促進フォーラム
『国際共修ネットワークによる大学教育の内なる国際化の加速と世界展開』
2024年度Intercultural Collaborative Learning(ICL)単位互換履修生 募集要項
ICLプロジェクトについて
東北大学、東京外国語大学、信州大学、大阪大学、神戸大学の5大学(ICLコンソーシアム)は、文部科学省大学の国際化促進フォーラム事業の支援を受け『国際共修ネットワークによる大学教育の内なる国際化の加速と世界展開(ICLプロジェクト)』を2021年度に開始しました。このプロジェクトは留学生と国内学生の協働を授業・活動に組み入れた国際共修(ICL)の授業実践を通じ国内外の機関と共有し、高度化、国際的通用性の向上を図りながら国内外に横展開することを目的としています。
本プロジェクトでは、ICLコンソーシアムが開講する6学際領域に関連する国際共修授業科目(ICL科目)を単位互換可能な形で提供します。これら大学に在籍する学生は、在籍大学の定める範囲内で他大学のICL科目を履修することが可能です。単位互換履修生として履修を希望する方は、本募集要項に従い出願してください。
科目により単位互換が認められない場合があります。単位互換の可否については在籍大学に確認してください。また、各加盟校の成績通知日程が異なるため、在籍大学における単位互換に間に合わない場合があります。
学修到達目標
本プロジェクトによる単位互換可能な授業交流を通じて、学生の国際的な学習体験の多様化と国・地域・大学を超えた学生ネットワークの形成・拡大を図り、国際性を重視し世界共通の課題の解決に挑む新時代のグローバル人材を育成します。授業では科目コンテンツの学修と文化的・言語的に多様な背景をもつ学生との意味ある交流(meaningful interaction)等を有機的に融合し、学びの質を高め、各学際領域に設定した学修到達目標の達成を目指します。
学際領域 | 学修到達目標 |
---|---|
SDGs | 持続可能な開発目標に対する理解を促進し、多様な視点で世界共通の課題に対する解決策を地球市民として提案する力を伸ばす |
震災・復興 | 阪神・淡路大震災、東日本大震災の被害や減災・防災について学び、復興のプロセス・成果を世界に発信する力を身につける |
異文化理解 | 言語・文化背景の異なる人たちを理解・受容し、自文化をクリティカルに再考する中で、新しい価値観や創造力を身につける |
産学連携・ リーダーシップ |
グローバルな環境で価値観の異なる人とでも協働し、課題発見・解決に能動的に関わろうとするコミュニケーション力・行動力・リーダーシップを習得する |
日本文化・社会 | 日本の文化・歴史・慣習・社会事情に深い造詣をもち、日本の魅力や課題を多角的な視点で分析・議論する力を身につける |
地域社会との協働 | 地域社会の魅力や課題、また地域に暮らす人々を理解し、グローカルな視点で地域の発展につながる提案力・行動力を身につける |
ICL科目(単位互換科目)
2024年度は6つの学際分野から以下のICL科目(日本語又は英語)を開講する予定です。開講科目および、各科目の詳細及びシラバスはICLプログラムウェブサイトの「授業の履修方法」をご覧ください。科目によっては定員や対象学年(セメスター)が定められていることがあります。
募集対象者
東北大学、東京外国語大学、信州大学、大阪大学、神戸大学に履修期間を通じ在学する学部学生となります。(大学院生は対象外です。)その他、学部相当の交換留学生(特別聴講学生)も各大学の取り扱いにより履修可能な場合がありますので、希望する方は所属する大学の窓口に問い合わせてください。
※休学者は対象外となります。
受講定員
科目により受講定員が定められており、履修希望者数が定員を上回る場合は開講大学での審査の結果、希望する科目の履修ができない場合がありますのでご留意ください。
ICL科目履修までの流れ(申請方法)
履修を希望する方は、以下の手順で行ってください。
- 在籍大学における学内申請手続きの有無を確認し、指示に従い手続きを完了させる。
- ICL科目履修申請フォームから必要事項を入力する。
- 申請フォームの内容を基に、開講大学が授業科目履修の可否について審査する。
- 授業科目履修の可否について在籍大学を通じ申請者に通知する。
- 開講大学の案内に従い、ICL科目の履修を開始する。
申請期間
後期のICL科目の履修申請期限は、以下のとおりです。
2024年9月2日(月)(正午)
申請にあたっての確認事項
事前に以下の点を確認のうえ履修申請をしてください。
- 在籍大学で事前に確認・手続きを行う必要がある場合、その指示に従ってください。
- 履修を希望する科目が指定する履修要件(例:英語力)を満たしているかをシラバス等で確認してください。
- 開講大学により授業時間が異なります。時間割の重複は認められませんので、履修を希望するICL科目と前後する自大学の科目の授業時間に重複がないか必ず確認してください。履修単位数の上限を超えることのないよう、在籍大学のルールを確認してください。
在籍身分
履修を許可された学生は開講大学の特別聴講学生の身分を有します。
成績評価と単位認定
ICL科目の成績評価は開講大学の定めによります。修得した成績の単位認定方法は、在籍大学において確認してください。
授業料など
ICL科目を履修するための授業料・入学料・検定料等は徴収しません。その他、実習費・材料費等の有無についてはシラバス等で確認してください。
受講方法
ICL科目は、原則、オンライン授業となるため、受講の際に、各自パソコンやインターネット環境等が必要となります。
履修辞退手続き
各ICL科目開講大学の後期の学期(二学期)は下表のとおり開始します。ICL科目の履修許可を得た後、原則としてICL科目の履修辞退はできませんので、申請前に履修計画をしっかり立ててください。やむを得ない事情により履修を辞退しなければならない場合は、下表に定める履修辞退届出期限までに下記の所属大学問合せ先へ届け出てください。科目を開講する大学によって、履修辞退届出期限が異なるので留意してください。
科目 | 後期の学期(二学期)開始日 | 履修辞退届出期限 (在籍大学の担当窓口に提出) |
---|---|---|
東北大学開講科目 | 2024年10月1日 | 2024年10月9日 |
東京外国語大学開講科目 | 2024年10月1日 | 2024年10月14日 |
信州大学開講科目 | 2024年9月30日 | 2024年10月15日 |
神戸大学開講科目 | 2024年10月1日 | 2024年10月9日 |
例:【信州大学生が東北大学が開講する科目の履修辞退を行う場合】
信州大学生は、下記の信州大学問合せ先(グローバル化推進センター)に2024年10月9日までに届出る必要があります。10月10日以降は、東北大学が開講する科目の履修辞退はできません。
公欠
公欠については開講大学の定めによります。
問合せ先
本プロジェクト並びにICL科目の履修等に関するお問い合わせは下記までご連絡ください。
大学・部署 | メール |
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東北大学 教育・学生支援部留学生課 ICLプロジェクト事務局 |
icl-admin@grp.tohoku.ac.jp |
東京外国語大学 学務部教務課教務係 |
kyoumu-kakari@tufs.ac.jp |
信州大学 グローバル化推進センター |
icl-shinshu@shinshu-u.ac.jp |
大阪大学 国際部国際学生交流課 留学生交流係 |
icl-osaka@ml.office.osaka-u.ac.jp |
神戸大学 学務部国際交流課留学生支援グループ |
stdnt-ryulife@office.kobe-u.ac.jp |
2024年度後期ICL開講科目一覧
2024年度後期に開講するICL科目一覧は、授業の履修方法のページをご覧ください。