国際共修サポーターキックオフミーティング
今年はあれよあれよという間に時が過ぎ、気づけばニットを着る季節になっていました。国際共修ゼミサポートチームが発足してからも早2ヶ月ということで、今回はメンバー初顔合わせとなったキックオフミーティングを振り返ってみたいと思います。
この研修は9月14日(月)10:00-11:30、オンライン上で開催されました。
〜企画・準備〜
研修の目的は以下の3つに定めました。
・国際共修についての共通認識をもつこと
・サポーターとして求められる心構え・振る舞いを理解すること
・チームビルディングを促進すること
これら全ての目標達成を見据えたときに、軸とすべきは「対話」であると考えました。 お互いがよく話し、よく聞く研修にしたかったのです。 そのため、意見交換に十分な時間を充てることを意識して次第を考案しました。
〈会次第〉
- 開会の挨拶(湊)2min
- 自己紹介(全員)10min
- 国際共修ゼミについて
a. 教員の立場から(担当教員2名)10min
b. 学生の立場から(湊)7min
c. 学生サポーターの立場から(サポーター2名)7min
d. ガイドライン意見交換(全員)20min - 今後の活動について(担当教員)5min
- 質疑応答・補足事項(全員)20min〈グループで話し合い5min→全体共有15min〉
- 事務連絡(留学生課)5min
- 閉会の挨拶(湊)2min
サポーター軍は国際交流活動に造詣の深い学生ばかりです。それぞれが過去の学びを語り合い、これからを共に考える時間を大切にしようと考えたわけですが、彼らの経験と知見の宝庫をのぞいてみたいという純粋な好奇心もあったように思います。
〜当日〜
メインの活動となったのは、学生サポーターとしての振る舞いに関するガイドラインを完成させるための討論です。各サポーターのかけがえのない学びが集結した、紋切り型ではない、世界でオンリーワンのガイドラインに仕上がったことに喜びを感じています。今後の活動に向けて胸が高鳴る研修でした。
完成したガイドラインはこちら!
学生サポーターの役割は、学生が直面する困難をすべて取り除くことではありません。学生自身が困難を乗り越えられるよう支援することが求められます。学生サポーターは、挑戦する学生の伴走者なのです。サポーターである私自身も挑戦を続け、できなかったことができるようになる喜び、理想と現実のギャップをつきつけられる苦しみなどを学生と常に共有できる存在でありたいと思います。
〜最後に〜
私は今年の夏から1年間、米・カリフォルニア大学バークレー校に留学予定でしたが、情勢を鑑みて派遣は不可となりました。だいぶ落ち込みましたが、実は今、支援をしている授業のひとつに、カリフォルニア大学リバーサイド校の学生がたくさん参加しています。世界との繋がりは絶えていないという実感が私を支える希望となると同時に、人との巡り合わせを感じました。身体こそ国境を越えることはできませんが、心は越えられます。こんな時だからこそ、人との縁に対して全力で応えていきたいな、なんてことを考える今日この頃です。
国際共修ゼミ、そして学生サポーターの活動は今後ますますパワーアップしていきます。
またいつかご報告させてくださいね。
貴重なお時間を割き、最後までお読みいただきありがとうございました。